ノーマン・オア=ユーイング (第4代準男爵)
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第4代準男爵サー・ノーマン・アーチボルド・オア=ユーイング(英語: Sir Norman Archibald Orr-Ewing, 4th Baronet, CB, DSO、1880年11月23日-1960年3月26日)は、イギリスの陸軍軍人、準男爵。
経歴
[編集]1880年11月23日に第3代準男爵アーチボルド・アーネスト・オア=ユーイングの長男として生まれる[1]。
イートン校を卒業後、1899年から1901年にかけてアラブ・ラクダ軍団に属して第2次ボーア戦争に従軍した。ロイヤル・カンパニー・オブ・アーチャーズを経て、1907年から1911年にかけてはイギリス植民地であるエジプトの陸軍に勤務。第一次世界大戦中にはスコッツガーズの第2大隊長となり、5回も殊勲者公式報告書に名前が載り、さらに2回負傷した。殊功勲章(DSO)を受章し、フランスからもレジオンドヌール勲章と戦功十字章を受けた。戦後、第45歩兵旅団の旅団長となり、少将に昇進した[1]。
1919年4月21日に父が死去し、第4代準男爵位を継承した[1]。1937年から1939年にかけてはフリーメイソンのスコットランド・グランドロッジ・グランドマスターを務めた。1931年にはジョージ5世の副官(Aide-de-Camp)となった[1]。1942年にはバス勲章コンパニオン(CB)を受けた[1]。
家族
[編集]1911年にローラ・ロバーツと結婚。彼女との間に準男爵位を継承する長男ロナルド・オア=ユーイングはじめ3男1女を儲ける[1]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g Lundy, Darryl. “Sir Norman Archibald Orr Ewing of Ballikinrain, 4th Bt.” (英語). thepeerage.com. 2015年9月6日閲覧。
フリーメイソン | ||
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イギリスの準男爵 | ||
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第4代準男爵 1919年–1960年 |
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